いでん

黒木良和

ご挨拶

ひだまりクリニックの開院にあたりご挨拶を申し上げます。
ひだまりクリニックでは大きく分けて二つの診療を行います。
それらは遺伝外来と心の外来です。

心の外来は主に和田敬仁医師が担当します。

遺伝外来は主に私(黒木良和)が担当します。
遺伝外来ではダウン症など染色体異常や
各種先天異常症候群などの診療と遺伝カウンセリングを行います。
従来の外来と異なり、十分な時間をかけて、患者・ご家族に寄り添い、
患者の話を傾聴し、疾患の診療にとどまらず、生活全般の相談を含めた対応を通して、
医療のみでなく生活の質(QOL)の向上に努めます。

患者を中心にご家族と、医師、遺伝カウンセラー、看護師、医療ソーシャルワーカー等が
一丸となって良質で納得できる医療を提供してまいります。

詳細は遺伝医療とは、遺伝カウンセリングとはをご参照ください。

2024年7月

遺伝外来担当
専務理事名誉院長   黒木 良和

プロフィール

1937年鹿児島県で出生、1968年九州大学医学部大学院修了、医学博士
1968年九州大学医学部小児科医師、国立福岡中央病院医師を経て
1974年から神奈川県立こども医療センター遺伝科医長、同病院長、同所長を歴任
一貫して遺伝医療と臨床遺伝研究、障害児者医療を実践し、我が国の遺伝医療、障害者医療草分け者のひとり。
また、遺伝医療の専門職(臨床遺伝専門医、認定遺伝カウンセラー)制度の設立と教育に貢献した。
7名の医学部教授を輩出。
日本人類遺伝学会、日本先天異常学会、日本小児遺伝学会等の大会長を務めた。
神奈川県立こども医療センターを皮切りに、
聖マリアンナ医大、川崎医大、倉敷中央病院、四国こどもとおとなの医療センターに遺伝診療部を開設し、
遺伝医療の普及発展に寄与。
1981年新規奇形症候群”Kabuki症候群“
(新川・黒木症候群)発見、
1981年日本初の人口ベース先天異常モニタリング事業(KAMP)開始2007年まで継続、
多くの遺伝疫学的知見を得た。
図説染色体異常、先天奇形症候群アトラス、先天異常症候群辞典など専門著書多数。
これら一連の功績より、第1回日本人類遺伝学会貢献賞を受賞( 2015年)。
現在医療法人ひまわり会理事、ひだまりクリニック名誉院長

聖マリアンナ医大客員教授
日本人類遺伝学会名誉会員
日本先天異常学会名誉会員
日本小児遺伝学会名誉会員
日本オーソモレキュラー医学会会員
一般社団法人ワールドカウンシルフォーヘルスジャパン理事