1937年鹿児島県で出生、1968年九州大学医学部大学院修了、医学博士
1968年九州大学医学部小児科医師、国立福岡中央病院医師を経て
1974年から神奈川県立こども医療センター遺伝科医長、同病院長、同所長を歴任
一貫して遺伝医療と臨床遺伝研究、障害児者医療を実践し、我が国の遺伝医療、障害者医療草分け者のひとり。
また、遺伝医療の専門職(臨床遺伝専門医、認定遺伝カウンセラー)制度の設立と教育に貢献した。
7名の医学部教授を輩出。
日本人類遺伝学会、日本先天異常学会、日本小児遺伝学会等の大会長を務めた。
神奈川県立こども医療センターを皮切りに、
聖マリアンナ医大、川崎医大、倉敷中央病院、四国こどもとおとなの医療センターに遺伝診療部を開設し、
遺伝医療の普及発展に寄与。
1981年新規奇形症候群”Kabuki症候群“
(新川・黒木症候群)発見、
1981年日本初の人口ベース先天異常モニタリング事業(KAMP)開始2007年まで継続、
多くの遺伝疫学的知見を得た。
図説染色体異常、先天奇形症候群アトラス、先天異常症候群辞典など専門著書多数。
これら一連の功績より、第1回日本人類遺伝学会貢献賞を受賞( 2015年)。
現在医療法人ひまわり会理事、ひだまりクリニック名誉院長
聖マリアンナ医大客員教授
日本人類遺伝学会名誉会員
日本先天異常学会名誉会員
日本小児遺伝学会名誉会員
日本オーソモレキュラー医学会会員
一般社団法人ワールドカウンシルフォーヘルスジャパン理事